当ブログ(XMRANGER)でも無料配布している自動売買用のプラグラムであるEA(ハーフ&ハーフ)
メタトレーダー(MT4/MT5)でEAによる自動売買を行うためには仮想サーバー(VPS)はもはや必須です。理由は、自宅で稼働させるPCの消耗や通信不安定による機会損失などを考慮するとVPSを契約するほうがコスパが良くなるからです。
ただ、やはりVPSを契約するには月額料金が掛かってくるので、勝てるかどうかわからない自動売買にサーバ費用まで掛けるのは怖くなり、無料VPSを探してみたことはみなさんもあると思います。
実は、XMでは条件付きで無料でVPSを使わせてもらえます。
このXMの無料VPSは実際どうなのか?スペックは?動作には問題ないのか、など見ていきたいと思います。
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XMの無料VPS利用条件
XMの無料VPSを利用するには一定の条件があります。
- 月に50万通貨(5ロット)以上の取引
- XM口座残高5,000ドル以上(約50万)
上記両方とも条件クリアしていないといけませんが、そこまで無理な条件ではありません。特に口座残高5,000ドル以上というのは問題ないです。
毎月月初である1日に上記条件が満たされているか確認され、条件が達成されなかった月は、口座残高より通常のVPS利用料金である28ドル(約3,000円)が引き落とされます。このとき口座残高がなかった場合はVPSは契約解除・削除されてしまうのでご注意ください。
もちろんはじめから有料で契約すれば誰でも同じVPSを利用することができます。(利用料金は月額28ドル)
XMのVPSスペックは?
XMで利用できるVPSの提供会社はBeeks社です。
BeeksFXで利用できるVPSのスペックについて調べてみました。
いくら無料だからといってあまりにもスペックが低ければ意味がありませんからね。
結果的にはXMで無料提供されるVPSは、Beeks社で契約できるブロンズと同等だとわかりました。
- VPS提供会社:Beeks
- OS:Windows 2012/2008
- CPU:1コア
- メモリ:1.3GB
- HDD:25GB
- メタトレーダー:MT4
Beeksは、自動売買取引のためのVPSサーバーを提供する会社として世界でトップクラスの会社です。
VPS利用者の評判も良いです。
VPSのスペックは提供しているランクの中では一番下のブロンズなので、EA自動売買の使い方にもよりますが少し低いかなと感じます。
XM無料VPSのデメリット
すでに紹介しましたが、VPSのスペックが少し低いことがまず一つ目のデメリットです。
スペックが少し低め
具体的にはスペックが低いことで起こる弊害として、MT4が複数立ち上げられないなどがあります。
チャートを多く表示させたりするとMT4が重くなったりするので、MT4を複数立ち上げ分散させるのですがスペックが低いとそもそもMT4が複数立ち上げられません。
Beeks社のブロンズが提供しているVPSのスペックだとMT4は2つ、3つ以下が限度でしょう。
「EAをそんなに稼働させない」とか「利用条件をクリアしているのでお試し」というのであれば全然問題ありません。
サポートが英語主体
「VPSサービス申請後のサポートは、VPS提供会社であるBeeksFXより直接英語にて提供されます。 」
XM会員ページの「口座」→「VPS」からVPSを申し込もうとすると上記がまず表示されます。
ただし、BeeksFXから送信されるメールなどは英語ですが、ホームページが日本語であるように何か問い合わせをするようなことがあれば日本語で対応してくれます。安心してください。
XM無料VPSのメリット
VPSのスペックは正直低いですが、XMの無料VPSを利用するメリットもあります。
無料であることはもちろんですがもっと他にもあるのです。
それはXM提供のBeeks社のVPSだけあって場所が近いため、通信速度が速く結果的に約定のスピードも速くなるという結果となります。
通信速度はMT4の右下にある接続状況をクリックすると確認できます。
こちらはping値といって単位がms(ミリセカンド)1/1000秒です。
MT4を操作しているところからXMのサーバーまでの往復の時間が表示されています。数値が大きいほどレスポンスが悪いということですね。
日本からXMサーバーまでの往復応答時間が233.14ms
Beeks社のVPSからは5~8msと一桁台になります。
BeeksのVPSサーバーはロンドンにあるためXMサーバーと距離が近くこんなにも速いんですね。
高速スキャルピング系のEAなどを運用される際にはかなり良い数値なのではないでしょうか。
XMのVPS申し込み方法
XM会員ページログイン後に上部のメニュー「口座」をクリックし「VPS」を選んで申し込みをします。
- XM会員ページログイン
- 上部のメニュー「口座」をクリックし「VPS」を選択
- 「VPSをリクエストする」をクリック
ここでVPS無料利用可能か確認できる - 「確定」をクリック
「XM MT4 VPS – リクエストを受領いたしました」と表示されたら完了です。
Beeksからのメールを待ちましょう。
XMのVPSは無料利用以外はやめたほうが良い?
Beeksでブロンズプランを申し込むと4,750円/月掛かります。
しかし、XMから申し込むと28ドル(約3,000円)で利用可能です。
国内で契約できるVPSサービス比較すると、価格はもう少しリーズナブルになりますが、VPSサーバーの設置場所が日本のみなので海外FX業者であるXMで利用するには少し通信速度が落ちます。海外ブローカーを利用するには日本国内のVPS業者はあまり適していないといえます。
それでも、自宅PCでMT4/MT5を稼働させるよりずっとマシですけどね。
Beeksを利用するメリットも大きいので、複数のEAを運用しないかたはXMで有料でVPSを申し込んでも良いのではないでしょうか?
まとめ
XMの無料で利用できるVPSについて詳細を紹介しました。
ブロンズ相当のスペックということで十分なスペックではないですが、通信速度が速いため約定スピードが期待できます。
無料で利用できる条件をクリアできている方なら利用されても良いのではないでしょうか?
ブロンズプランとはいえ、本来月に4750円掛かるVPSサーバーを無料で利用できるんですからね。