XM Tradingを開設するときに選ぶ「口座タイプ」をトレードスタイル別におすすめ口座を紹介します。
XMには3つの口座タイプが用意されています。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ZERO口座
だいたい口座名からどのような特徴があるのか想像つくかもしれませんね。
早速ですが、それぞれの口座タイプの特徴から、どのようなトレードをするトレーダーにおすすめの口座なのか紹介したいと思います。
XMの3つの口座タイプ
まずは簡単に3つの口座タイプの比較表を見てみましょう。
内容 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | Zero口座 |
取引手数料 | 手数料なし | 手数料なし | 手数料あり(1.0pips) |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
1LOT(ロット単位) | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 |
最小取引単位 | 1000通貨 | 10通貨 | 1000通貨 |
最大取引ロット | 50ロット | 100ロット | 50ロット |
平均スプレット | 1pips | 1pips | 0pips~0.1pips |
ボーナス | 口座開設ボーナス 100%入金ボーナス 20%入金ボーナス | 口座開設ボーナス 100%入金ボーナス 20%入金ボーナス | 口座開設ボーナス |
XMP | あり | あり | なし |
最低入金額 | 5$ | 5$ | 100$ |
マイクロ口座とスタンダード口座の違いは取引ロット数だけです。それ以外の違いはありません。
したがって、より少額の証拠金でトレードしたい場合にマイクロ口座を選択します。
ZERO口座だけ少し特徴的なのがわかりますね。取引毎に手数料は取られるし、レバレッジも500倍と少な目だし、もらえるボーナスも他の口座より少ない…。
ZERO口座は良いところがないように見えますが、実はスプレッドが0pips~0.1pipsとかなり狭くスキャルピングに向いているという特徴があります。それぞれの口座の特徴を詳しく解説します。
XMのスタンダード口座
- 1ロット10万通貨単位
- レバレッジ1倍から1000倍
- 取引手数料なし
- スプレット平均1pips
- 口座開設ボーナス、100%入金ボーナス、20%入金ボーナス
- XMポイントあり
- CFD・貴金属の取引可能
XMの基本的な口座という位置づけのスタンダード口座です。
1ロット10万通貨で1回の取引で500万通貨までトレードすることができます。しかし、最小取引単位は1000通貨(0.01ロット)なので小額のトレードも可能です。
もちろんすべてのボーナスも受け取れるので、XMの良いところすべてが詰まっている口座タイプになります。
はじめるならまずはスタンダード口座で間違いありません。
1万通貨の必要証拠金は1200円程、10万通貨取引だと12000円程で取引可能。
国内FX業者だとレバレッジ25倍までという制限があるのでその差は歴然です。
スタンダード口座おすすめトレーダー
スタンダード口座をおすすめしたいトレーダーは下記のようなタイプです。
- ハイレバレッジで大きく稼ぎたいトレーダー
- XMの豊富なボーナスを利用して稼ぎたい方
- 投資資金目安:3万円~
- デイトレーダー、スイングトレーダー
その名の通り、スタンダードな口座なのでどのようなタイプのトレーダーにもおすすめできるXMの中でも王道の口座タイプと言えます。
1回の取引で500万通貨までトレードできるので、大きなトレードが可能です。
10通貨、100通貨なんてちまちまトレードしないよ!っていうかたはスタンダード口座を開設しましょう。
ちなみにわたしはスタンダード口座をいくつか開設しています。
XMのマイクロ口座
- 1ロット1000通貨単位
- レバレッジ1倍から1000倍
- 取引手数料なし
- スプレット平均1pips
- 口座開設ボーナス、100%入金ボーナス、20%入金ボーナス
- XMポイントあり
- CFD・貴金属の取引可能
スタンダード口座のミニタイプの口座がマイクロ口座です。
スタンダード口座との違いは取引ロット数だけ。10通貨、100通貨など小額トレードが可能です。
マイクロ口座をおすすめするトレーダー
マイクロ口座をおすすめしたいトレーダーは下記のようなタイプです。
- 10通貨、100通貨の小額トレードをしたい方
- 用意できる証拠金が少ない方
- 投資資金目安:1万円~
- デイトレーダー、スイングトレーダー
スタンダード口座が最小取引単位が1000通貨なのに対し、マイクロ口座は10通貨や100通貨での取引が可能です。最大取引ロット数は100ロットなので10万通貨までとなります。
証拠金が少なく、取引ロット数を抑えてトレードしたいかたはマイクロ口座をおすすめします。
マイクロ口座なら初回にもらえるXMのボーナスだけでも結構トレードできてしまいますね。
XMのZero口座
- 1ロット10万通貨単位
- レバレッジ1倍から500倍
- 取引手数料1.0pips
- スプレット平均0pips~0.1pips
- ボーナスは口座開設ボーナスのみ
- XMポイントなし
- CFDが限定されている
スタンダード口座やマイクロ口座とはちょっと違った口座タイプがZERO口座です。
レバレッジや取引手数料、ボーナスの有無など他の口座とは不利になる点が多くあります。
また、ZERO口座では扱えるCFDが限定されています。
ただし、海外FX業者の中でもトップクラスにスプレッドがせまいので人気のある口座です。
1万通貨の必要証拠金は2200円程、10万通貨取引だと22000円程で取引可能。
国内FX業者だとレバレッジ25倍までという制限があるのでその差は歴然です。
Zero口座をおすすめするトレーダー
Zero口座をおすすめするトレーダーは下記のようなタイプです。
- 取引回数が多いのでスプレッドが狭い口座を使いたい
- 投資資金目安:5万円~
- スキャルピングトレーダー
ZERO口座の特徴はなんといっても、その名の通り0に近いスプレッド。
平均スプレッドが0pipsから0.1pipsなので、スキャルピングトレーダーにおすすめしたい口座タイプとなります。
ただし、取引毎に取引手数料1.0pipsが掛かること、ボーナスが口座開設ボーナスしかないことはマイナスの部分となります。
ちなみに取引手数料1.0pipsとは1ロット(10万通貨)の取引で往復10ドルほど掛かる計算です。
ボーナスがない分、証拠金は他の口座よりも多めに入れないと少し心もとないですね。
スタンダード口座とZERO口座のスプレッド比較
ZERO口座のスプレッドがどれくらい狭いのかスタンダード口座と比較したいと思います。
下がスプレッドの比較表になっていますが、()内がZERO口座のスプレッドで上に書いている数値が取引手数料(1pips)を加味した数値になっています。
項目 | ZERO口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
ドル円 | 1.1pips (0.1pips) | 2.0pips |
ユーロ円 | 1.6pips (0.6pips) | 2.7pips |
ユーロドル | 1.1pips (0.1pips) | 1.9pips |
ポンド円 | 2.1pips (1.1pips) | 5.4pips |
豪ドル円 | 2.0pips (1.0pips) | 4.8pips |
取引手数料を加えてもZERO口座のほうがスプレッドはせまいですね。
ただし、スタンダード口座では取引毎に付与されるXMポイントはZERO口座ではもらえません。XMポイントは取引毎にもらえ、証拠金としても現金に換金もできるので実質スプレッドがせまくなるイメージです。
まとめ
XM口座の選び方をまとめると、下記のようになります。
- スタンダード口座:小額資金で大きく稼ぎたい資金が3万円程度のトレーダー
- マイクロ口座:10通貨、100通貨でトレードしたい資金が1万円程度のトレーダー
- ZERO口座:スキャルピングトレードしたいFXに慣れている方(資金5万円程度)
XMで一番のおすすめ口座はスタンダード口座です。
海外FXのハイレバ口座なのでマイクロ口座のワンショット10万通貨上限はトレードしているとすぐに物足りなくなります。
せっかくのレバレッジ1000倍で追証もない口座なので大口取引したいですよね。
また、スプレッドの狭いZERO口座も良いですが、取引手数料やXMポイントなどのボーナスシステムを考えるとスタンダード口座とあまり変わらないのでは…と思います。
XMのボーナスシステムは何と言ってもお得感がありますからね。
XMは口座開設後に口座タイプの変更はできませんが、ひとつの登録アドレスで「8つまで口座を追加開設」できます。
口座タイプ選びに迷ったらまずはスタンダード口座を開設して、その後ZERO口座などを追加開設して試してみるのがベストだと思います。